ネットで異常に評価が高いカナガンドッグフード。
犬に関するサイトで軒並みオススメされているドッグフードです。
その露出の大きさからもかなり売れていると思われるドッグフードですが、それが本当に愛犬にとって安全なドッグフードなのか。
その安全性について気になったので調べてみました。
目次
カナガンに対する具体的な悪評を調査してみました。
今回この記事を書く事にしたきっかけですが、ネットで色んなドッグフードを調べていたのですが、ネットの検索窓に「カナガン」と入力すると、キーワード入力候補に「カナガン 悪評」と出てきた事にあります。
カナガンドッグフードといえばよく広告も目にしますし、よく売れているドッグフード何だろうなという程度の認識でした。
ただ、検索候補に「悪評」というキーワードが出てくるという事は、「カナガン 悪評」と検索している人がそれだけ多いという事ですからね。
これは実際に自分で調べるしかないとなったわけです。
何故ならネット上にあるドッグフードに関する情報はどれも酷いものだと感じているからです。
本当に愛犬かの方が発信している情報なのか疑わしいレベルです。
「カナガン 悪評」の検索結果に目を通し、私なりに導き出したのは以下の通りです。
・カナガンの匂い(臭い)に対する悪評。
・どのサイトでも不自然なほどオススメしていてステマっぽい。
ネットでも色んな表現の悪評がありましたが、要約すると結局は匂いに対するコメントと、過剰な広告への批判が大半でした。
これらの悪評を正とするならば、本サイトで発信している「安全なドッグフード」の選び方で評価すると、オススメとは言い難いです。
ただ、先にも述べた通り、ネットに上がっている声自体の信頼性が薄いんですよね。
という事で実際に購入して見てみる事にしました。
カナガンの悪評、徹底検証!
まあ、検証といっても話はシンプルです。
早い話がネットにあった主な悪評について、それぞれ事実確認してみましょうという事です。
カナガン悪評その1 「匂い(臭い)」
身も蓋もない言い方ですが、本当に「臭い」のでしょうか。
はい、臭いです。
少なくとも、我々人間の嗅覚においては、「いい香り!」とは決してならないと思います。
開封後はどんどん匂いがきつくなっていきます。
嗜好性を高める為にオイルコーティングされているので、それが酸化するからです。
当然カナガンについても私自身食べて見ました。
2粒目を食べられなかったのは言うまでもありません。
愛犬の食器に数粒入れてみましたが、がっつきの良いポメちゃんは食べましたが、偏食なチワワくんは一口も食べませんでした。
ただ、これはカナガンに限った事ではないので、ドッグフードを評価するには参考になりません。
何故なら、私からすると臭いのは当たり前の事だからです。
カナガンに特化した事ではないと言う事です。
近所で市販されているどのドッグフードも大抵は臭いです。
そして、それは開封後、酸化によりどんどん加速します。
販売戦略上、その匂いを無臭にしているものもあります。
ただ、味覚は騙されません。
あなた自身が食べればすぐにわかります。
絶対にもう一口食べようとはしないはずですから。
逆にそうでないドッグフードを知ったら二度と戻れないと思いますよ。
間違いのない安全なドッグフードを愛犬に与えていると言う自負すら生まれますから。
カナガン悪評その2 「どのサイトでも不自然なほどオススメしていてステマっぽい。」
まあ、確かにどのサイトでもカナガンドッグフード、あるいは同社が販売しているモグワンドッグフードがオススメのランキング上位でした。
これだけ口を揃えて「カナガンが一番!」と言われたら疑いたくなるのが人の心理ですよね。
ただ、これは販売元が広告へどれだけ積極的に投資しているかで決まる点なので、ドッグフード自体を評価するのにはあまり関係ないと思っています。
ただ、それによって情報が飽和し、陳腐化しているのも事実でしょう。
結論としては以上ですが、少し私の考えを記しておきます。
犬の健康の事を真剣に考えて試行錯誤を繰り返している国産ドッグフードの小さな会社さんを応援する為にも。
大手企業が多額の広告費を使い、テレビCMという広告戦略をとっていれば、その商品は一気に認知され、よく売れると思います。
ただ、それが安全なドッグフードかどうかというのは全く関係がないですよね。
多額な広告費はどこから出ているんでしょうか。
もちろん購入する我々のお財布からです。
これは流通コストも然りです。
では、大企業のように媒体に多くのコストを出せない企業はどうすればいいのでしょうか。
ペット関連のサイト運営者に試してもらい、口コミしてもらうわけです。
そうするとネット上で色んな情報が発信されます。
特にドッグフードは購入者自身が食べるものではない為、判断が難しいんですよね。
だから実際にそれを購入した方の愛犬がどんな反応かが知りたくなります。
・そのドッグフードに変えてどうなったのか?
・食欲は?毛艶は?体重は?涙やけは?便の状態は?
であるならば、企業ではなく個人が運営するサイトで宣伝される場合、本来レビュー形式であって初めて意味を成すと思います。
何故なら、ネットでその商品を検索している側の知りたい情報は売り手の押したい情報ではなく、「実際の所どうなの?」と言う生の声だからです。
それに応えられるのが、レビューであり本当の口コミ情報だと思います。
ただ、ネットの世界では愛犬家でなくとも宣伝出来てしまう為、根拠のない情報が出回り、そういった粗悪なコンテンツがステマと言う表現をされてしまうのかなと言うのが私の見解です。
つまりは、これはドッグフード、ましてやカナガンが云々という話ではなく、ネット媒体での宣伝自体がまだまだ未成熟と言えるでしょう
しかし、スマホがここまで普及したもうインターネットが情報伝達、広告宣伝の主たる媒体となる事は避けて通れないでしょう。
こういう時代だからこそ自己責任が問われる時代とも言えます。
だからこそ私は「論より証拠」を大切にしていますし、本音以外の情報は発信しないと決めています。
カナガンドッグフードの成分をチェックしてみました。
以下はカナガンドッグフードの原材料です。
成分名を見てもピンとこないですよね。
見てそれが何か分からないものがありますからね。
一つ実験をしてみました。
これは今あなたがお使いのドッグフードでも試せる簡単な実験です。
カナガンドッグフードで品質チェックの実験してみた
ドッグフードを一晩水につけておくだけです。
人口着色料を使用していれば水に色が着くでしょう。
不明瞭なレンダリングの残骸が混入していれば、水でばらけて残るでしょう。
1、一晩水につけておいて水の色を見る
2、崩してみる
3、茶漉しで漉してレンダリングの残骸が混入していないか見る
着色料はなく、残骸もありませんでした。
他のグレインフリーのドッグフードを遜色ない品質であると言えます。
興味があれば数日置いて見てもいいでしょう。
強烈な防腐剤や防虫剤が入っていれば虫も寄り付かないでしょうからね。
カナガンの悪評調査についてのまとめ
今回調査してわかった事です。
そもそもカナガンはイギリスで有名なドッグフーフードです。
それを日本に輸入して販売しているのがレティシアンという会社さんです。
それが日本でも良く売れたので、より理想的な成分のドッグフードにしたいと言う思想から、レティシアン社が企画したのが「モグワンドッグフード」のようです。
このモグワンドッグフードはカナガンが製造されている工場と同じ工場で製造されており、カナガンがベースとなっている為、とても似たドッグフードです。
私の印象としては、「オリジンドッグフード」に近いです。
どちらもグレインフリーが売りのドッグフードですね。
あなたが「うちはグレインフリー以外は考えられない」とお考えなら、コスパが良いので切り替えるのも一つの選択肢となるでしょう。
ただ、本サイトの選定基準ではやはり合致しないと言うのが結論です。
以下が私の考える安全なドッグフードの選定基準です。
全てYESなら安全なドッグフードと言えるでしょう。
- あなたはそのドッグフードを自分で食べられますか?
- そのドッグフードを嗅いで美味しそうな匂いがしますか?
- そのドッグフードを触っていて手はベタベタしかせんか?
- ドッグフードの原材料欄には知っているものだけ載ってますか?
どうしてもグレインフリーにこだわりがある方で且つ安全なドッグフードをお探しであれば「ナチュロル」がおすすめです。
私が知る限り、現時点でグレインフリーで安全なドッグフードは「ナチュロル」しか知りません。
詳細は以下の記事にまとめていますので、興味のある方は参考にして見て下さい。
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